行政
千歳市の新学校給食センター、シダックス大新東ヒューマンサービスグループ落札の審査講評を公表

どんなニュース?
- 千歳市が10月5日、新学校給食センター整備運営事業の審査講評と客観的評価を公表
- 落札者シダックス大新東ヒューマンサービスグループ、総合評価746.62点、落札金額約112億円(税抜)
- 給食提供開始は2029年8月中旬以降の予定、12月の市議会議決が前提で契約は未締結
千歳市は2026年10月5日、PFI事業(BTO方式・一括払い型)で進める新学校給食センター整備運営事業の審査講評と客観的評価結果を公表しました。市は9月14日にシダックス大新東ヒューマンサービスグループを落札者に決定しています。なお、事業契約は12月に市議会の議決を経て締結する予定で、現時点では未締結です。
給食提供開始までの予定と新施設の概要
入札説明書によると、新施設での給食提供開始は2029年(令和11年)8月中旬以降、夏季休業後からの予定です。新施設は1日8,000食の調理能力を備える計画で、事業予定地は千歳市流通2丁目1-2(敷地面積11,630.52㎡)。事業期間は事業契約締結日から2044年(令和26年)7月末日までの予定となっています。
現在の学校給食センターは平成5年に供用を開始し、1日約9,000食を調理しています。学校給食衛生管理基準に適合していない部分があることや、提供できる献立への制約、食物アレルギーに対応できないことなどを課題としており、入札説明書では調理機器や建築設備の老朽化も示されています。
落札者と審査結果
落札者の代表企業はシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社 北海道支店です。構成企業は岩倉建設株式会社 千歳営業所、千歳建設株式会社、株式会社中西製作所 北海道支店、東京ビジネスサービス株式会社。協力企業は株式会社創建社、株式会社大栄建築設計事務所、三菱電機フィナンシャルソリューションズ株式会社 北海道支店、ALSOK北海道株式会社です。
シダックス大新東ヒューマンサービスグループ(SDHグループ)の総合評価点は1,000点満点中746.62点で、内訳は性能評価点が700点満点中446.81点、価格評価点が300点満点中299.81点でした。落札金額は11,196,939,569円(消費税・地方消費税を含まない)です。
参加表明を行った4グループのうち2グループが辞退し、提案書類を提出したBグループは総合評価点733.01点(性能評価点433.01点、価格評価点300.00点、入札価格11,189,888,790円・税抜)で2位でした。Bグループの入札価格はSDHグループより低かったものの、性能評価点の差でSDHグループが落札しました。
審査委員会は、SDHグループの衛生管理のための施設区分や、遠隔地の小学校に配慮した配送計画などを高く評価しました。あわせて、施設前面の車両動線の安全対策、十分な堆雪スペースの確保、15年間にわたる安定的な調理員の確保、市の新たな取組となるアレルギー対応食での事故防止徹底などを要望・留意事項として挙げています。
財政負担の削減見込みと今後のスケジュール
市の客観的評価によると、PFI事業として実施する場合の財政負担は現在価値換算で9,673百万円と試算され、市が自ら実施する場合(10,221百万円)と比べ約5.5億円(5.4%)の削減が見込まれています。
市が公表したスケジュールでは、2026年10月に基本協定および仮事業契約を締結し、12月に市議会の議決を経て正式に事業契約を締結する予定です。新施設での給食提供開始時期も入札説明書上の予定となっています。
問い合わせ
千歳市教育委員会教育部学校給食センター 主査(学校給食センター整備担当)0123-24-0152(直通)











