防災・安全

NET119登録者の個人情報が漏洩した可能性 緊急通報は通常どおり使用可能

配信 2026年10月18日 11:41

透き通った青いガラス面にスマートフォンと半透明の登録カードが置かれ、NET119の個人情報漏洩の可能性と、緊急通報は通常どおり使えることを伝える画像。

どんなニュース?

  • 聴覚・言語機能障がい者向け緊急通報「NET119」、登録者29名らの個人情報が漏洩した可能性
  • 委託会社への不正アクセスで判明、運用廃止済みの招集通知システム315名分も対象
  • NET119は通常どおり使用可能、消防や役場をかたる不審な電話・メール・SMSに注意

千歳市消防本部は、システムの運用管理を委託している株式会社アルカディアで外部からの不正アクセスが発生し、同社が管理するサーバー内に保存されていた個人情報が漏洩した可能性があることを、市のページで知らせた。対象は、NET119緊急通報システムの登録者29名(および関係者25名)と、運用を廃止済みの消防職・団員招集通知システムに登録されていた消防組織関係者315名。

NET119は通常どおり利用できる。消防本部は、火災や救急などの緊急時には、ためらわずに「NET119緊急通報システム」で通報するよう呼びかけている。

NET119とは

NET119は、スマートフォン等からインターネットを利用して119番通報ができるサービス。聴覚や言語機能などの障がいで音声での会話が困難な人が、いつでも全国どこからでも、通報場所を管轄する消防本部へ、音声によらない通報ができる。千歳市消防本部が導入している。

利用には事前登録が必要。対象は、千歳市に在住または通勤・通学していて、聴覚・言語機能などに障がいがあり、音声電話による通報が困難な人(身体障害者手帳が交付されている人のほか、音声電話による緊急通報が困難だと消防本部が認めた人)。登録は、市が案内する登録用メールアドレスに空メールを送り、届いたメールのURLから申請する流れで、消防側が申請内容を確認・認可して完了する。

対象となるシステムと漏洩した可能性のある情報

NET119緊急通報システム

  • 対象者:登録者29名(および関係者25名)
  • 情報の項目:氏名、住所、性別、生年月日、メールアドレス、電話番号、FAX番号等

消防職・団員招集通知システム(令和7年9月11日運用廃止済み。消防職員・消防団員の緊急招集のために運用していたシステム)

  • 対象者:消防組織関係者315名
  • 情報の項目:氏名、メールアドレス、電話番号

不審な連絡への注意

消防機関や市町村役場をかたる不審な電話、メール、SMS(ショートメッセージ)に注意を呼びかけている。消防本部や市町村役場が、電話やメール等で暗証番号、パスワード、銀行口座番号などを照会することは絶対にないという。

これまでの対応と問い合わせ窓口

  • 委託事業者に対し、詳細な原因究明と徹底した再発防止策の策定を強く求めている。
  • NET119の登録者29名には、情報漏洩の可能性と今後の事故防止対策措置を、メールで通知済み。
  • 関係者25名には、事実経過と事故防止措置を伝達済み。
  • 招集通知システムに登録されていた315名には、事実関係と必要な注意事項を通知するとしている(市のページには「本日中に」と記載)。
  • 市のホームページ等を通じて、本件の事実公表と注意喚起を行っている。
  • 問い合わせ先: 千歳市消防本部 警防課
  • 電話番号: 0123-23-0320(代表)

出典:千歳市「【重要】NET119をご登録の皆様へ」/千歳市「NET119緊急通報システム運用開始について」/千歳市「NET119・ファックス119・メール119について」

情報源

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