行政

千歳市、第3期都市計画マスタープランを部分改訂 住宅地・工業地の計画的な誘導を検討

配信 2026年10月17日 12:24

白い立体模型の住宅と工場が青い紙の帯の上に並ぶイメージ図で、千歳市の都市計画マスタープラン部分改訂と、住宅地・工業地の計画的な誘導を検討することを伝える画像。

どんなニュース?

  • 第3期都市計画マスタープランを部分改訂、土地利用方針を追加
  • 2026年10月9日、千歳市がRapidus立地後の変化に対応
  • 鉄道以北の住宅地・空港周辺の工業地形成を検討、立地適正化計画は見直さず

千歳市は2026年10月9日、「千歳市第3期都市計画マスタープラン」を部分改訂した。市街地中部地域[鉄道以北]と市街地西部地域[鉄道以北]で新たな住宅地、新千歳空港周辺地域で新たな工業地の形成について、必要に応じた計画的な誘導を検討する。JR千歳駅・グリーンベルト周辺のまちなか、道路・交通、公園・緑地、水源確保の方針も盛り込んだ。

本計画は2022年3月1日に策定し、同年4月1日に公表された。2023年2月にRapidus株式会社の立地が決まって以降の社会情勢の変化に対応し、土地利用の方針をあらかじめ示す目的で部分改訂を実施した。市の公式ページ更新日は2026年10月14日である。

改訂の背景

2025年改訂の千歳市人口ビジョンでは、人口ピークを2036年に102,246人と見込む(改訂前は2030年に100,710人)。市内の全工業団地は2026年4月時点で分譲率95.0%に達した。地価公示による商業地の平均価格は、2019年比で約3倍に上昇している。

主な改訂内容

  • 住宅地:市街地中部地域[鉄道以北]と市街地西部地域[鉄道以北]で、新たな住宅地の形成について、必要に応じて計画的な誘導を検討する。
  • まちなか:より魅力あるまちなかの形成に努める。JR千歳駅とグリーンベルト周辺を中心に民間事業者による開発を促進し、官民一体でまちなかの形成を進める。
  • 工業地:新千歳空港周辺地域で、新たな工業地の形成について、必要に応じて計画的な誘導を検討する。
  • 道路・交通:既成市街地とのアクセス機能の強化に資する道路・交通ネットワークを検討し、近隣の都市や各工業地、新千歳空港間のアクセス強化に努める。
  • 市街地外の開発:開発内容や規模、周辺環境との調和などを総合的に勘案し、必要に応じて農林業との調整を図った上で、地区計画制度の活用や開発許可制度の適切な運用を行う。
  • 公園・緑地:官民連携の手法などを柔軟に取り入れ、魅力的で賑わいのある空間の創出を図る。
  • 水源:市民や企業などの活動に対応した水源の確保に向けて取り組む。

改訂に向け、市は2025年7月7日〜31日に市民意見を募集(10件受理)。2026年6月10日〜7月10日にパブリックコメントを実施し、同年8月24日に千歳市都市計画審議会への諮問・答申を経た。

立地適正化計画の評価

あわせて市は、2022年3月策定の「千歳市立地適正化計画」についても評価を実施した。目標値の評価・検証を踏まえ、現時点では計画の見直しは行わず、必要に応じて見直しを検討する方針だ。

問い合わせ

千歳市企画部まちづくり推進課都市計画係:0123-24-0461(直通)

出典:千歳市「千歳市第3期都市計画マスタープラン及び千歳市立地適正化計画」

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