交通

JR快速「エアポート」に新型739系導入へ 定員約1.5倍、2027年春営業運転予定

配信 2026年9月21日 08:05 | 更新 2026年9月21日 08:21

JR快速エアポートに導入予定の新型739系を伝えるヒーロー画像。定員増と2027年春営業運転予定の案内。

どんなニュース?

  • JR北海道が快速エアポート用721系置き換えに新型739系36両の導入を発表
  • 小樽〜札幌〜新千歳空港などで2027年春に営業運転開始を予定
  • ロングシート主体で定員は約1.5倍の793人に拡大、車いすスペースも拡充へ

JR北海道は2026年9月18日、札幌〜新千歳空港などを結ぶ快速「エアポート」で使用している721系電車の置き換えとして、新型の通勤形交流電車「739系3000代」を導入すると発表しました。導入数は6両編成×6本の計36両で、2027年春からの営業運転を予定しています。

主なポイント

  • 輸送力の増強:1編成あたりの定員が527人から793人へと約1.5倍に拡大
  • バリアフリー・安全性の向上:車いすスペースを2箇所から6箇所へ拡充、防犯カメラや車内案内ディスプレイを新設
  • 快適性の向上:座席レイアウトの工夫による足元スペース拡大や、4号車「uシート」の座席構造見直し

運行区間

発表資料に記載された運行区間は以下の通りです。
- 快速「エアポート」(小樽~札幌~新千歳空港)

- 函館本線(小樽~岩見沢)

- 千歳線

- 学園都市線

- 室蘭本線(苫小牧~沼ノ端)

定員と車内設備(721系3000代との比較)

新型739系3000代では、座席配列を従来の転換クロスシートからロングシート主体に変更することで、通路やドア付近のスペースを確保し、定員を大幅に増やしています(座席数は279席から287席と微増)。

項目739系3000代(新型)721系3000代(現行)
定員793人(座席287席)527人(座席279席)
座席配列ロングシート(4号車は回転式クロスシート)転換クロスシート(4号車は回転式クロスシート)
車内案内表示器あり(1両あたりディスプレイ3箇所)なし
車内防犯カメラありなし
車いすスペース6箇所2箇所
トイレ2箇所2箇所

両形式とも6両編成(2M4T)、設計最高速度は130km/hです。車体構造は721系が軽量ステンレス製(先頭部:鋼鉄製)であるのに対し、739系はアルミダブルスキン製(先頭部:鋼鉄製)となっています。

デザイン・内装の特徴

外観(エクステリア)

  • 733系と同様の高運転台スタイル
  • 空港アクセス車両としての特徴として、前面に航空機の主翼(ウイングレット)をイメージしたアクセントを採用

内装(インテリア)

  • バリアフリー対応:車いすスペースの床面色を変更して位置を明確化し、介助者向けの折り畳み式簡易腰掛を設置
  • 座席スペースの工夫:機器レイアウトの見直しで空間を確保し座席数を増やしたほか、指定席「uシート」(4号車)の座席構造を見直して足元スペースを拡大

今後のスケジュール

JR北海道の発表では、営業運転の開始は2027年春からの予定とされています。具体的な運行開始日や運行ダイヤの詳細については、今回のリリース時点では示されていません。

一次情報

情報源

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